一口にいぼと言っても、様々な種類があります。種類によってできる原因と治療法が異なりますので、それぞれの特徴を知ることが大切です。
こちらでは、いぼの種類をご紹介します。
そもそもいぼって何?

いぼは「疣贅(ゆうぜい)」と呼ばれており、主に顔や手足などに現れる小さな突起物です。その原因はウイルス感染が多いですが、加齢や紫外線が原因でできる場合もあります。
ほとんどのいぼは痛みを伴わず、視診で特定することができるため生検を行うこともほとんどありません。「小さいから」と自分でケアしてしまう方もいらっしゃいますが、大小関係なくいぼができたら皮膚科で診断・処置をしてもらいましょう。
いぼの種類
こちらでは、いぼの種類について紹介します。
尋常性いぼ
最も多いいぼで、角質化しているため表面はザラザラとしています。体中のどこにでもできますが、比較的多いのが手足です。
足底いぼ
尋常性いぼが足底にできたものです。足底にできるため圧力から隆起はしませんが、ザラザラとした感触は持続します。ウオノメと間違えられやすいですが、いぼは表面をけずると出血するという違いがあります。
青年性扁平いぼ
若い男女に多くみられるものです。顔や手の甲などにできやすく、小さいシミのようにも見えます。隆起はなく、褐色がかっているのが特徴です。ひっかくと線状に感染が広がるため、早めに医師に相談しましょう。
水いぼ
柔らかく光沢があり、子どもに多く見られます。感染力が高く子ども同士でうつしあうこともありますので、早めにご相談ください。
老人性いぼ
加齢によって起こるいぼで、表面が黒褐色なのが特徴です。20代~30代からでも見られます。ほとんどが良性ですが、中には悪性の腫瘍(がん)もあるため、医師に相談しましょう。
20代が特に気にするべきいぼについて

上記のいぼの中でも、20代の方が特に注意したいのが「青年性扁平いぼ」です。
青年性扁平いぼは、ヒトパピローマウイルス3型および10型に感染することで額や頬などに生じるいぼです。しかし、必ずしもこれらのウイルスに感染したからといって発症するのではなく、感染時に免疫が低下している人が発症します。
いぼの大きさは約1cm程度で、薄紅色の平たい形をしているのが特徴です。複数個が同時にでき、かゆみを伴います。痒さからかいてしまうといぼ同士が融合し、新たないぼができてしまいます。特に男性は顔面、女性は足に発症しやすく、カミソリなどでひげや足を剃ったりすると広がることがあるため注意しましょう。
いぼは刺激を与えたり、間違った処置をしたりすると完治まで長引くこともあります。異変に気づいたら早めに専門医を受診して、適切な処置をすることが大切です。
ドクター紹介

ドクター 飛嶋佐斗子(とびしま さとこ)
経歴
平成4年 福島県立医科大学医学部卒
平成4年 日本医科大学付属病院・形成外科講座入局
平成9年 都内美容外科勤務
平成12年 都内美容外科院長就任
平成30年 南青山スキンケアクリニック入職
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いぼとは?
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名称 | 南青山スキンケアクリニック |
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診療科目 | 皮膚科 他 |
院長 | 飛嶋 佐斗子 |
住所 | 〒107-0062 東京都港区南青山5-14-7 アヴァン南青山B1 |
TEL | 03-5464-1656 |
最寄駅 | 地下鉄表参道駅 B1出口より徒歩7分 |
診療時間 | (月~金) 午前10:30~14:00 / 午後15:00~19:30 (土・日) 午前10:00~13:00 / 午後14:00~18:30 (祝日) 午前10:00~13:00 / 午後14:00~18:00 |
URL | http://www.minami-aoyama.info |