@幼い頃から鼻をまたいで両頬までごく小さな茶色いシミが点々とみられ、Aご家族にも同じ症状の方がいらっしゃる・・・それは『雀卵斑』です。紫外線の影響により濃くなることがあります。こちらも日焼け止めの使用により症状を軽減させることが可能です。
『肝斑』は最近ではCMなどで耳にされたことがあるかもしれませんが、顔面に左右対称に生じる淡いけれど形がくっきりとした褐色のシミです。よく知られている頬の上以外にも、おでこや顎にかけて出現する場合もあります。このシミは紫外線だけではなく、女性ホルモンも関与しているため、多くの場合が女性でみられます。
まだ原因がはっきりと分かっていないシミもあります。『後天性真皮メラノサイトーシス』というシミです。このシミも通常は左右対称に頬に生じます。水玉模様のような丸いシミが数個あり、それが少し灰色がかった茶色をしていたら、このシミを疑う必要があります。
シミの種類によりその治療方法も異なります。
代表的なシミの治療としてレーザー治療や光(可視光線)治療がありますが、シミの種類や状態によって治療期間や施術の回数が異なります。
それぞれにメリット、デメリットがありますので、少し比べてみましょう。
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レーザー治療 |
光治療 |
| 効果 |
シミの部分で増えているメラニンを含む細胞を破壊し、正常な色の表皮を再生させる |
シミの部分で増えているメラニンを 含む細胞に損傷を与え、ターンオーバー を亢進させて正常な表皮の色に戻す |
| 痛み |
高いパワーで照射する際には 塗ったり貼ったりする麻酔が必要 |
麻酔なしでも施術可能 |
| 反応 |
カサブタができる。照射した周りにも 赤みや軽い腫れが出ることがある。 |
ハッキリとしたカサブタはできない。 赤みは数時間のみ。 |
| 治療期間・回数 |
通常1〜2回の施術で完了
※2回目が必要な場合には2〜3ヶ月後再照射。 |
通常約1ヶ月に1回の施術を4〜5回 |
| ダウンタイム |
10日前後 |
当日よりメイク可能 |
| 色素沈着 |
濃くできることがある。通常2〜3か月 |
できてもごく軽度、短期間で回復 |
| 価格 |
シミの数、大きさによる |
回数がかかるため割高 |
| その他 |
あくまでもシミの治療 |
シミ以外に赤ら顔、毛穴の開き、 小じわの治療も可能 |
| 合併症 |
強い炎症後色素沈着を生じることがある。 |
一時的なもののみで、ほぼなし |
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※後天性真皮メラノサイトーシスの場合4〜5回の照射(間隔も4〜5か月)が必要
この他、肝斑の場合には内服薬の併用が必要です。
いずれの治療においても、その効果を最大限に引き出すためには、日焼け止めの使用が非常に重要です。
SPFやPA値の高いものでも、日中の塗り直しを怠るといつの間にか日焼けしている……なんてことがありえます。
また、治療後に色素沈着が生じた場合には、ハイドロキノンなどの美白剤を使用することで、回復を速めることができます。
いずれにしても、シミの治療には根気が必要です!!
知識を持って治療に臨めば、長い治療も乗り切れるのではないでしょうか。 |